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日中対談再開

 日中対談が再開されました。
北京で日中政策対話始まる・外相会談再開が議題に
NIKKEI NET 2006/5/7

 どのような結果に終わるにしろ、政府間対話の継続は今後の日本外交の指針にも関わります。中国側の誠意ある対応と日本の戦略的な外交手腕に期待したいです。

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2006-05-07 : 外交・安全保障 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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中国防衛費増加からみる日中関係の展望

中国国防費、14.7%増の4兆円超に・06年度
日経新聞  2006/3/4

 
 中国の防衛費が増加するようです。しかも一度に15%近くも増加します。その理由としては

1、兵士の待遇改善
2、原油高騰によるコストの増加
3、装備の強化

などを中国の姜恩柱報道官はあげています。一つ一つ考察していきましょう。
 1の兵士の待遇について、これに関しては私も詳しくありません。そもそも中国の軍の待遇はどのようなものなのか、よくわかりません。ちなみに外務省のHPには

・予算 2,117億元(2004年度予算:約2.8兆円、GDP比1.6%)(日本の予算4.9兆円、GDP比1.0%)
・兵力 総兵力約225万人
(陸軍160万人、海軍25万人、空軍40万人、作戦機約1,800機)

このようなデータがありました。これでは兵士の待遇が具体的にわかりません。どこをどのように改善するのかが問われるのではないでしょうか。(中国語読めたら中国のHPに行ったら書いてあるかもしれませんが・・・おそらく公開していないでしょう)
 2についてはしょうがないでしょう。確かに原油は高騰しています。最近になってようやく安定してきましたがこの高騰期はまだ続くはずです。これは納得できます。
 3の装備の強化、これも1と同様にどこをどうするのかいまいち不明。それまでの装備もよくわかりません。

 ということで根本的に私が中国の軍に関してあまりにも無知なので何も言うことができません。いかんですな。
 私がここで示唆しておきたいことは、これらの事態で安直に「中国脅威論」といったものにたどり着かないでほしいということです。確かに他国の軍事費の拡大はリスクの拡大を意味します。しかも中国の場合明確な意思表示がされていないためなんのための軍備拡張なのかも不明瞭です。このことは私たちの危機管理の必要性を拡大させるかもしれません。しかし、このように軍備だけを見て全てを決めるわけにはいかないでしょう。特に経済状況は完全に相互依存状態にあります。私の書いた記事はこちらを。これらを立体的に観察しないことには完全な日中関係の現状を把握することはできません。冷静になり、まずは現状を分析し、意思決定を行うべきです。もし中国が脅威というのならなぜ脅威となりえるのか、体系的に説明する必要があるでしょう。少なくとも現在の日本の安全保障体制では(アメリカとの部分的安全保障体制、日本一国単位での武器保有率、国際社会においての日本の位置付けなどを総合的に考えて)この中国の軍事費拡大が大きなファクターであるとは到底思えません。むしろ、今後交渉しだいで協調していける部分もあるのではないでしょうか。

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2006-03-04 : 外交・安全保障 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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日中貿易額からみる日中関係の展望

 日中貿易額が7年連続で過去最高額を更新しています。しかしグラフを見ていただければわかりますが実質1990年からのび続けておりマイナスに転移なるのは1998年だけです。1998年は1997年に起こったアジア通貨危機のあおりを受けてマイナスなったと考えるのが一般的です。さらに一時期政府が貿易を引き締めたことがあるためとも考えられるでしょう。それ以外は順調に日中貿易が成長していっているということがわかるグラフなのではないでしょうか。クリックしてでかくしてくださいね。
20060225182557.jpg

ジェトロ - 日本貿易振興機構
http://www.jetro.go.jp/news/releases/20060221412-newsをもとに作成

 大きな変化は輸入出の伸び率が近年下がってきているということです。今年は3年ぶりに輸入の伸び率が前年度を下回りました。輸出に関してもここ二年、少しずつではありますが拡大のペースがダウンしています。
 とはいうものの日中貿易が拡大を続けているというのは事実。輸入はすでにアメリカを越えて一位ですし、輸出も年々一位のアメリカに迫る勢いがあります。ちなみに今年、中国の輸出額と香港の輸出額を足すとすでにアメリカを抜きます。
 気になる方はジェトロのHPを確認してみてください。細かい指標まで載っています。
 ブロガーのほとんどの方が排他的アジア主義で少し残念です。しかし、現実は日中関係は切り離すことができないほど親密であるという事実を忘れないでください。その上で様々なところに弊害があるのも事実。例えばいつ中国バブルが破裂するのか、反日デモのときのように暴言を吐かれるのかといった不安と怒り。過去の歴史に対する困惑。私自身、自分たちはいつか中国にやられるのではないかというような一種の心理的なゼロ・サムゲームを行っているようにも感じることがあります。しかし、近隣諸国との関係がそんな陳腐である必要のないのではないでしょうか。陳腐であればあるほど日本国にとっては危険であるという事実もあります。(突発的な軍事行動を行ったり、経済的な障壁を作りやすい。現に日本領界を中国潜水艦は通っている)関係が薄いため強くものをいうことができない、言っても信頼関係がないため交渉すらできないというのが現状のように感じます。ここはまず中国と友好関係を築き、互いの意思疎通を確認したうえで様々な交渉に移る方が建設的ではないでしょうか。

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2006-02-25 : 外交・安全保障 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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竹島の日から2日たって

 まず始めに、

荒川選手、金おめでとうございます。

 荒川選手だけでなく村主選手、安藤選手ともにおつかれさまです。他の競技の選手の方もお疲れ様です。今回のオリンピック、まったく関心がなかったんですがあの演技はすごいなぁと知識も経験もない自分が思ってみたり。アスリートってすごいです。そんなことを思った今日この頃。

 さて、竹島の日から2日がすぎました。私の属しているFC2ブログの政治経済のところでもさんざん騒がれていましたね。この日に「嫌韓流2」という反韓漫画が出たというところも大きいかと。・・・読んだことはありませんがああいう他国批判=ナショナリズムなのでしょうか?もしくは他国が自国に行っているなんらかの弊害(それが他国にとっての国益になるから)を批判することがナショナリズムなんでしょうか?あの本のどこがナショナリズムなのか、私はいまいち理解できません。それとも単純に他国を批判したいからあのような本を読むのでしょうか?それは外交戦略上おかしいのでは。外交とは他国を批判することではありません。自国の国益を拡大させることです。そのプロセスの一部に批判という要因も必要ではありますがそれは誹謗中傷といった感情論とは乖離されたものであることをお忘れなく。(例えば日本製品ぱくるなとか。あまり言っても意味がない。外交上効果が期待できない)まぁそれはよしとして。
 現在竹島は日本の島根県と韓国の慶尚北道がその領有権を求めてお互いに対立しあっています。まず、この時点で少々おかしなところがあります。地方公共団体は外交権を持っていません。ゆえに領有権といった領土問題の解決はできません。外交権を持っているのは国家主権、つまり日本国政府と大韓民国政府です。しかし両国政府は現在のところ北朝鮮問題の処理に忙しく両国の国境問題にまで関心を向けることのできない状態にあります。
 ちなみに国際司法裁判所への提訴という意見もありますが今のところ望みは薄いです。前記したように日本韓国共に領土問題が最優先項目になっていません。国家同士の承諾がない限り、裁判は行われません。(勘違いしている人が多いようですが決して裁判で韓国が負けるから提訴しないのではありません。暇がないからです。ちなみに過去、日本側が提訴しようとしたことがありましたが韓国はそれを跳ね除けました。これは単純にそのときはまだ講和条約を結んでいない、いわば休戦状態であって終戦状態ではなかったからです。)
 島根県議会は2005年3月16日、2月22日を竹島の日とするとして竹島の日条例を発表しました。これは島根県議会の全国の竹島への関心を高めるための宣伝であると同時に官僚の行動欲求に伴うもの(これに関しては先日書きました。こちらを参照にしてください)であり、さらには地元での票稼ぎなどの癒着なのではないでしょうか。始めの二つは確実でしょうが最後の癒着という可能性も否定できないでしょう。
 さらに竹島問題、単に二国間関係で考えることができるでしょうか。アメリカとの安全保障体制との兼ね合い、海洋航路を使った物資の運搬などを考えるとあそこを通るのは日本韓国だけではないはず。あの島がどちらかの国のものになったとして確実にそのほかの問題も浮き彫りにされるでしょう。そうなってくると諸外国も黙ってはいないはずです。
 このように単純に竹島問題は二カ国間問題ではありません。もっと多角的な視野での考察が必要なのでは。その上でどのような手段がより国益を拡大させるか、考えてみるべきです。

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2006-02-24 : 外交・安全保障 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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進展を見せぬ日朝政府間対話

日朝政府間対話が閉幕、交渉継続を確認
日経新聞 2006/2/8

 
 ・・・六カ国協議同様、日朝関係はほとんど進展を見せていません。まず確認をします。日朝関係で問題の争点となる部分は国交正常化と核・ミサイル問題です。拉致問題はその次です。
 安全保障上の核・ミサイルは非常に問題。日本の危機としてとらえることもできます。(それが本当に使われるか否かについては可能性はほぼないと思いますが・・・危機管理の枠組みには入るかと)
 国交正常化、必要です。経済の部分で考えても北東アジア越境性を考えた上でも北朝鮮は今後大きな可能性を秘めています。確実に国益につながるでしょう。漁業とかその他いろいろ。
 さて、拉致問題。少し前にイラクに人道支援で向かわれた方がいました。そこで拉致されて日本が交渉の上無事に帰国を果たされた方が何人かおられましたね。そのとき日本国内で世論がボロクソに批判していたのを覚えていないでしょうか?金の使いすぎだ!!みたいな。拉致問題は機能としてはそれと同じものです。
 身体の安全保障を考えたとき、拉致被害者は身体の危機に面しているので国家が安全を保証するのは当然でしょう。(と、いっても身体の安全保障は国家という枠組みでは保障されにくいのですが・・・)しかし、国益には反しています。
 今日更新するのが面倒になりました。(ってか忙しすぎます。)この続きはまた今度でも。

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2006-02-08 : 外交・安全保障 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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NATOの介入

 空恐ろしい記事を発見しました。

政府、NATOと安保連携強化・定例協議提案へ
日経新聞   2006/1/30


 NATO、ただの軍事同盟ではありません。宗主国はほとんどアメリカです。NATO加盟、脱退にはアメリカの許可がなければいけません。これらの属性を考えるとNATOはほぼアメリカ主体です。日本は日米安保状態の中にあります。そんな中、NATOがからんできたら日本はどのようになっていくのでしょうか。

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2006-01-30 : 外交・安全保障 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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パックス・アメリカーナはいつ終焉したか

 1920年代、第一次世界大戦の勝戦国であると同時に本土が直接攻撃されなかったために国土の荒廃を回避できたアメリカは大量生産、大量消費の時代をむかえます。自動車、家電製品を中心に二次産業が発達し、世界経済の中で絶対的な地位を得たアメリカのことを世界はパックス・アメリカーナ(Pax Americana)と呼びました。世界史の常識ですね。
 では、パックス・アメリカーナはいつ終焉したのでしょうか。この問題は少なくとも私の高校の教科書には書いてなかったように思います。まず、第二次世界大戦を見てみましょう。日本は中国と戦い戦力を消耗、ドイツ、イタリアはヨーロッパで戦い戦力を消耗、そんな中でのアメリカの参戦。協商側は消耗しすぎでアメリカに負け、冷戦へと突入する。(アメリカ一国の戦力も当時から大きかったのですが)これも世界史の常識。では、アメリカは現在にはどのような影響をもたらしているのでしょうか。この部分があまり認識されていないように思います。これは戦後のアメリカ外交を見れば面白いことが分かります。
 戦後、冷戦体制の中アメリカは社会主義勢力の軍事包囲網広げ始めました。代表的な軍事同盟は

1、NATO・・・北大西洋条約機構
2、METO・・・中東条約機構
3、SEATO・・・東南アジア条約機構
4、ANZUS・・・太平洋安全保障条約
5、日米安全保障条約
6、米韓相互防衛条約
7、米華相互防衛条約
8、米比相互防衛条約

 この8つです。すごいですねぇ。世界の大半を軍事同盟で結んでいます。これが世界システムやヘゲモニー論のなかでアメリカがその中心部にいると定義されるゆえんです。ちなみに今はいくつか解散されたものがあります。3なんかは今はないです。冷戦の終結前まではすさまじい影響力を持っていたアメリカですが、冷戦後もそんなにこの構図は変わっていません。なにより冷戦終結後、2002年のロシアのNATO準加盟国入りは衝撃でした。かつて世界を二分にして争った相手が今は準同盟国なのです。
 冷戦はもはやほぼ終結しました。中国にしろベトナムにしろ、現存する社会主義国は一国単位では世界にそれほどの影響力を見せ付けることはできていません。北朝鮮には不明瞭な部分がありますが、これもアメリカにとっては大きな障害にはなりえないでしょう。NATO条約、米韓相互防衛条約、日米安保条約によって完全なる包囲網をしいている現状では、北朝鮮は身動きができていないのが現状です。
 このようにみていくと、現在もパックス・アメリカーナのように見えます。現在のロシアとの関係を考えてもアメリカが世界の大半に合法的に介入できる現在の国際情勢は確かに「アメリカの平和」です。しかし、これらの定義はテロという概念を無視しています。テロによる身体への攻撃。それは誰が守ってくれるでしょうか。2001年9月11日、アメリカ同時多発テロはその意味で衝撃でした。誰もテロから守ってくれなかったのです。
 これ以来、現在の安全保障、パックス・アメリカーナを含めた国際関係は至極混乱しています。少なくともこのテロで集団的安全保障などの国家安全保障、戦争は政治の延長と定義したクラウゼウィッツ的な戦争論はかなり衰退してきています。今後どのような国際情勢が訪れるのか、検討する必要があるのではないでしょうか。

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2006-01-20 : 外交・安全保障 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

Hiroshi

Author:Hiroshi
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初めまして、こんつは。
Hiroshiと申します。
どうぞよろしくお願い致します。
私生活を脈絡なく綴る
日記ブログです。

○登山・・・鳥取県大山中心に
・まだまだ初心者です。
・米子クライマーズクラブに所属。


○バイク・・・たまにツーリング
・愛車:CBR250R 2013年式
・バイク歴は7年くらい

○カメラ始めました:
・愛機:Pentax K-70

○キャンプ・・・
・最近は登山&キャンプ、
ツーリング&キャンプの合わせ技が多い

島根県在住

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