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地獄の二週間、二日目にして…&ブローデルについて

 昨日早朝、東京新宿に着き、説明会を受け今日は二日目なのだが…。東京のネットカフェ狭い…大阪のネットカフェの方が広いぞ!!疲れた…いや、東京にいることはさほど苦しくはない。むしろ面白い。物はいっぱいあるし、電車にも乗れたし(そういえば日本で電車に乗ったの久しぶりだ…汽車にはけっこう乗ってるけど…)。説明会&選考も緊張感があっていい。こうやって色々回っている中のひとつに一年後にはいるんだ…と思うと自然と身も引き締まる。ではなにが疲れるか。それは駅!!その周辺!!!!すごく迷う!!とりあえず今日の出来事を概観していきたい。

AM10:00新宿ネットカフェ出発
↓(ここで一時間くらい迷う…)
PM12:30恵比寿駅周辺の会場に到着

PM14:00某コンサルティング会社説明会スタート

PM16:30説明会終了

PM17:00新宿駅に到着
↓(予約していたはずのカプセルホテルと荷物を入れていたコインロッカーを探し回ってさまよい続ける…)
PM18:30すべてを終わらせて夕ご飯にありつく…疲れた…

PM19:00ネットカフェ到着。メールチェックをしつつ現在に至る…

…迷いすぎじゃ!!
明日は二社回る…1時間半で二社目まで行かないといけない…しかも二社目は選考も付いてる…やばい!!最悪、人事の人に連絡を!!と思ったけど携帯の充電が切れる…(激汗)明日までにどっかで充電しないと!!!!!!!!!!!死ぬ!!!!!!!!!
カプセルホテルとネットカフェ。どっちが安いんだろうか…なんとか3/7まで耐えてオリンピックセンターに………


-フェルナン・ブローデルについて-
 就活と同時に勉強のほうも忘れてはいけない…ということで本は常に持ち歩いている。今日は説明会の前に会場の前のソファで読んでいたら「何読んでるの~?」と企業の人に聞かれた。表紙を見せて「史学専攻なんです」と答えると、「時間は大切だもんねぇ~」と言われた。これは好印象なのだろうか…?よくわからんがとりあえず、電車の中とかでも読むようにはしている。ちなみに史料は持ってきてはいるんですけど読めません…すみません…
 最近は「なんで歴史学なんや?」という指導教官の教えに答えるため歴史学の入門書をいまさらながら読んでいる…(汗)正直すごくぬるい…。初心に戻りすぎた感がある。しかし、そういえば自分はE.H.カーしか読んでない…確かに自分は歴史学理論については無知であったと思い直して読み進めている。

福井憲彦 『歴史学入門 岩波テキストブックスα』 岩波書店 2006

↑これね。現在、半分くらい読み進めたが書いてあることはほとんどE.H.カーの『歴史とは何か』に書かれているような気がする。現在のところ収穫は一つ、「フェルナン・ブローデルとアナール学派」について知れたことである。
 ブローデルについては名前だけは知っていた。大学生としては知っておいてほしい学者の一人だ。アナール学派にしても史学専攻の人なら知っておくべきである。現代の社会史の原点を作ったフランスの学派だ。アナール学派の主張は以下の三点である。

1、過去の人々が作り上げた多様な、しかし比較可能な諸社会の枠の中に時間的に位置づけた上で、彼らの様々な活動と創造を対象に研究しようという試み
2、隣接する様々な学問領域との協力関係を積極的に気づいていこうという試み
3、個別の研究を常に社会全体の歴史的な脈絡の中に位置づけて捉え、絶えず次の問いへ向かって開かれた姿勢をつり続けるという認識態度の形成の試み

現代にまで生きている史学方法論の一つだろう。
そのアナール学派の筆頭だったのがブローデルであった。彼の理論がI.ウォーラーステインらの世界システム論に大きな影響を与えたと思われる。(この辺は確証はない。ただ、理論的には類似しているしウォーラーステインとブローデルは共著も出している。師弟関係だったと記憶している。他にもフランクの従属論などにも影響したのではないだろうか)
ブローデルの主張は歴史の長期的な時間を認識すべきだというものであった。ブローデルは歴史的な時間の流れを三段階に分けて説明している。

長期的な時間の流れ:個人はもとより、その社会にとっても計り知れない長期的な時間の流れ。
中期的な時間の流れ:個人の一生ではなく、社会的な変動を指す中期的な時間の流れ。社会制度の改革、経済体制の変容、日常における個々人の共通感覚の変容などがあげられる。
短期的な時間の流れ:個別、短期的な時間の流れ。政治的決定や事件、出来事などがあげられる。

この三段階である。ブローデルはこの中でも中長期的な時間の流れの重要性を説き、学問の細分化、地の断片化を警告した。
この指摘は確かに画期的なものだったが、現代では長期的な時間の流れを重視したら歴史の理解の一面化につながる、この時間の定義は相対的なものであって、絶対的な年数の定義にはつながらないなどの批判がある。
 ブローデルへの批判は的確なものであるが、では現在の私たちは彼の理論に何を学べばいいだろうか。一つに山室信一の言う連鎖視点と関連させて考えると次のビジョンが見えてくるように思える。連鎖視点に関してはこちらを参照。

「連鎖視点」形成のススメ
http://truthandliberating.blog22.fc2.com/blog-entry-223.html

私たちが歴史を観察する場合、それは必ずといっていいほどブローデルが定義した歴史の時間の流れの中にあるものである。例えば現在、自分が研究している満洲という地域がなぜ日本で意識されるようになったかというと、中期的に見れば日本の帝国主義化と対外的な権益拡大政策があったからである。そして長期的に見れば明治維新から現代まで続く時間の連鎖である。ちなみに長期的な波は明治維新から日本敗戦までをあるとも思ったが、私はそれが現代まで大きく影響している時間の流れであると考え直し、長期的な波を今日まで続いていると定義した。日本の敗戦、GHQの政策などにより日本の方針は大きく変わったものの、明治維新からの連鎖の中で敗戦で完全に時間の流れが途切れたとは思えないからである。それは自分がネット上にアップしているレポートなども参考にしていただきたい。私が現在研究している分野も現在にまで大きく影響しているものであるから明治以降をここでは長期的な波と定義した。
短期的な時間の流れを歴史的に観察する場合、なぜその地点なのかという問いが生まれてくることはもっともである。私たちはその問いに答えられるよう研究を進めていかなければならない。その問いに答える一つのヒントが中長期的時間の流れの中に存在しているのである。


……長くなってしまった。とりあえず今日の就活は終了☆あとは寝るだけなので帰って寝ます。明日の筆記、頑張るぞ!!
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テーマ : 歴史
ジャンル : 政治・経済

2007-02-28 : 歴史認識 : コメント : 3 : トラックバック : 0
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で、答えられるようになったんですか?もちろん完璧ですよね?今度会ったら私もぜひ聞きたいです。もし答えられなかったら・・・わかってますよね?♪
では、明日も頑張りましょう!
2007-02-28 22:20 : 隣人 URL : 編集
や~がんばってますなぁ!!笑
マジ駅周辺は迷うよね!新宿駅はめっちゃ人多いしね(^^;)
あたしの場合は、100均の東京地図が大活躍です!!

筆記、がんばってね!!健闘を祈りますっ(>▽<)
2007-02-28 23:45 : あっきぃ URL : 編集
>隣人
 うは~、今日は適性だけだったからなんとかなったようは~☆
 明日は説明会!!会場でもうは~は忘れないようは~。今度人事の人に言ってみるようは~☆…そんな度胸はねぇ!!

>あっきぃ
 お疲れちゃん☆ってか百均の地図!!それいいね☆でも百均までたどり着けない…そもそもそんなもんあるのか!?ドンキ・ホーテは発見できたのに…(ってかいドンキでかっ!すげぇ人だかりだったから一瞬で出た…)
物と人が多すぎなんだろうねぇ…(汗)
2007-03-01 19:38 : Hiroshi@東京 URL : 編集
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初めまして、こんつは。
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・米子クライマーズクラブに所属。


○バイク・・・たまにツーリング
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○キャンプ・・・
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