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日中関係の誤算

外相、インドに「戦略対話」提案へ・中国けん制狙う
日経新聞 2005/12/31


 ・・・なんか矛盾を感じる記事でした。東アジア共同体構想の意見交換、それなのにも関わらず軍事費を拡大し、アジアでの発言権を拡大させようとしている中国をけん制・・・東アジア共同体には中国も入っているのにけん制するというのはおかしい気が・・・
 さらに"軍事費の拡大"と"発言権の拡大"が同義としてあつかわれています。軍事費の拡大、つまり安全保障の強化と発言権の拡大は確実に同義ではありません。まず、安全保障の性質として安全保障のジレンマというものが確実にあります。例えば外圧に屈さぬために安全保障を強化、この場合軍事費を拡大しようとする国家Aがあったとしましょう。すると国家Bには国家Aからの外圧(軍事費拡大という一種に危機感)にさらされ国家Bも軍事費を拡大。さらも国家Aも国家Bに感化されまた拡大。・・・・・・・・・
 このような半無限ループな安全保障の拡大を安全保障のジレンマといいます。安全保障にはこのような性質も側面として捉えておくべきです。先日、平和と安全保障の違いを考えてみましたが決定的な差はここにあると思います。拡張性があるかないか。ん?話がずれてますね。
 確かに、現実問題としての中国の軍事費拡大は不明瞭な点が多すぎます。だからといってこのように過剰に反応することは今後の政治・経済の場に影響をもたらすことは必須です。まずは現状確認、中国はなぜ軍事費を拡大しているのか?という事実分析を急ぐべきなのではないでしょうか。なぜか日本側は(というより麻生外相はというような気もしますが・・・)中国と関係を絶つ方法を一生懸命探しているような気がします。


 これを読んでくださった方へ。よいお年をm(__)m
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テーマ : 特定アジア
ジャンル : 政治・経済

2005-12-31 : 外交・安全保障 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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分析はされてますがな。
僕の知る限りにおいての結論は、中国は自国の経済成長に合わせて、東アジアの覇権を握りたいと考えているから。だから、アメリカの領土をも狙える長距離ミサイルの試発を成功させたらしい。で、対抗するにはまだまだという現実認識があるがために、ロシアと領土問題で解決し、共同で軍事訓練を行った。この一連の動きを追って見える結論はタダ一つ。中国が第二のソ連になりたい意図が見え見えってことです。
 hirosi氏はどう考えますか?
2006-01-10 20:37 : 圭介 URL : 編集
 これは経済=軍事の関連性が抜けていますね。そもそもASEAN+3とは現状では経済的な統合であり政治、安全保障を範疇に含めた統合ではありません。第二のソ連というビジョンも具体性にかけます。東アジア共同体形成における中華帝国再建、大東亜共栄圏の成立などという危惧はよく聞きますがそれはあくまで経済的なもの。それがどのように軍事面で関連を持つのか、この表現では説得力不足です。
2006-01-11 14:54 : Hiroshi URL : 編集
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