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否定的特定アジア論者に対して

 昨日今日に始まったことではないのですが、特定アジアと称し東アジア外交を否定的に観ておられるブロガーがかなり増えています。リスクを言及し、非望中傷していますね。これらはおそらく科学ではないのでしょう。外交を考える上で、さらには国益を考える上で他国から批判が来ることは当然。その批判をどのように国益につなげていくか、そこまで追求して考えなければ科学ではないということを私は始めに提言しておきたいと思います。
 よく目にするのは中国の軍拡に対する反発です。確かに、不明瞭な点があまりにも多いことは明白です。それに対し、中国政府側の声明は「台湾問題のため」というだけというのも不審ですね。ミサイルの射程範囲に沖縄が入っているという事実もあります。
 しかし、中国が日本にそのミサイルを撃つでしょうか。現実問題として経済的に相互依存関係にある日中が現在の段階で敵対関係になるということは考えられません。これは今まで散々言ってきたのでわざわざまた言及する必要はないでしょう。詳しくはこちらを観てください。

ジェトロ - 日本貿易振興機構 貿易・投資・国際収支統計 貿易バランス

 さらに勢力均衡という概念を考えれば中国が国家単位で日本になんらかのアクションを仕掛ける可能性はほぼありません。日米同盟上の個別安全保障体制、わかりやすく言えばアメリカの核の傘の存在は冷戦後の現在でも根強い影響力を持っています。
 視点を変えてみましょう。安全保障上の現在のもっとも大きな課題はテロへの対策です。2001年9月11日のアメリカの同時多発テロを契機に世界システムは目に見えるように崩壊を始めました。アメリカの場合、オサマ・ビンラディンの犯行によるものでしたね。では、これは既存の安全保障体制で防げたでしょうか?どこから来るともわからないテロを全て国家が監視して、リスクは全て排斥する。これでは防げるものではありません。穴はどこあるかわかりませんし、心理的にも難しいでしょう。かといって悪戯に軍拡を進めても防げるものではありません。アメリカはそういう意味でもいい例です。世界随一の軍事国家アメリカにさえ、飛行機は落ちました。
 日本の場合で考えてみてください。例えば、フジモリ大統領が亡命していた国はどこでしょうか?ペルーの反フジモリ政権が日本にテロを仕掛ける。この可能性は完全に否定できるでしょうか。このように考えていくとテロのリスクは世界中に転がっています。それなのにも関わらず、なぜ東アジアだけを否定的に見ることができるのでしょうか。その客観的事実はどこにあるのでしょう。
 確かに、東アジアはいまだに発展途上国の国が多いということから経済効果、国益の拡大に関して疑問に思うことも多くあるでしょう。もちろんデメリットもあります。しかし、東アジアのデメリットを考える前に外交のデメリットについて考えてみてください。上記したように考えるとリスクはどこにでもあります。しかし、その半面で国益につながる事例も様々な場面であるのです。そのことを念頭に置いた上で、アジア外交のメリット、デメリットを分析し、国益拡大につながる部分をさらに観察、分析して考えていく必要があるのではないでしょうか。
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テーマ : 特定アジア
ジャンル : 政治・経済

2006-01-06 : 外交・安全保障 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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Hiroshi

Author:Hiroshi
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初めまして、こんつは。
Hiroshiと申します。
どうぞよろしくお願い致します。
私生活を脈絡なく綴る
日記ブログです。

○登山・・・鳥取県大山中心に
・まだまだ初心者です。
・米子クライマーズクラブに所属。


○バイク・・・たまにツーリング
・愛車:CBR250R 2013年式
・バイク歴は7年くらい

○カメラ始めました:
・愛機:Pentax K-70

○キャンプ・・・
・最近は登山&キャンプ、
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島根県在住

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